Spider スパイダー
スパイダー。筆者が最も苦手意識を持っている、Microsoft Solitaire Collectionの時間泥棒。とにかく、5種類の中で最も時間短縮がやりにくいゲームとなっております。
時間短縮がしにくい最大の理由は、このゲームはトランプ2セット合計104枚を処理しなければならないためです。
また、裏になっていて分からない札が多く、KlondikeやFreeCellみたいに自動で処理を進めてくれるというお助け機能もありません。
また、かつては一枚タップした後、特に同じ列の札を連続でタップしようとすると、かなりの無反応時間があり、テンポ良く進められないという欠点もありました。そのため、同じ列をタップしないようにわざと他の列をタップしていく、というバッドノウハウがあったのですが、2019-02-14のアップデートで無反応時間が大幅に短縮され、無意味に待たされるというストレスは軽減されました。
それでも、他のゲームの2倍のカード数という重荷の効果は大きく、最も簡単な「初級」「1組」という難易度設定であっても2分を大きく割り込むことは困難な状態です。(筆者はイベントで「初級」の山札をクリアする課題に遭遇したとき、目標を1分40秒に定めています。)
「エキスパート」「2組」というイベントで良く見る難易度では5分を切れるかどうか、というところが現在の筆者でも5分5分といった具合で、イベントの「エキスパート」を5分切りでクリアできると「エキスパートダッシュ」という「ブレスレット」をもらえるのですが、これがSpiderだけ極端に個数が少なく、1/3もしくはそれ以下という悲惨なことになっています。
こちらも「ランダムな山札」はタイム短縮練習には向いていません。イベントやデイリーチャレンジ、スタークラブではクリア可能な問題しか出されないからです。
練習する際のおすすめは「エキスパート」「2組」。ついすぐ上でも書きましたが、イベントの「エキスパート」問題で頻出するパターンです。
筆者の最短記録は2分56秒です。
細かいタイム短縮のノウハウはまた別にまとめたいと思いますが、Spiderのイベントでの出題は曲者揃いで骨が折れます。
ただし、「初級」「1組」「山札をクリアする」という出題に限ってだけ言うと、初めてからしばらくは滅多打ちしていた方が速く解ける傾向にあります。(こんなノウハウ広めて良いのか疑問ですが(^^ゞ)
というのも、「初級」って割とミスしてもリカバリーできる手段が豊富に残されていて、解けるパターンが幾つも存在しているので割と自由に解いても大丈夫なんです。(山札をクリアするという出題の場合のみ)
となると、一々確認しながらカードをタップ、なんてことしているよりも、とりあえず適当にダカダカタップしていって、たまに立ち止まって様子見る、みたいな塩梅で進めた方が速いんです。
最近の操作性改善の効果もありますが、なんだかんだで苦手意識を持っている筆者でも平均2分20秒あたりから2分を切れるくらいのところまで持ってくることができるようになりました。
しかし、最初からある程度進められた状態から始められる出題や、スコア達成が課題となる出題、手数制限のある出題となるとそれぞれに気を付けなければいけないことやその優先順位がガラッと変わったりしますので、やっぱり苦手です、これ。
苦手克服のために練習してたら、これだけやたらとXPレベルが上がっちゃってますけどね。
そして、SpiderもKlondikeと同様に標準のスパイダーでは「エキスパート」よりも上の難易度として「名人」(マスター)、「師範」(グランドマスター)と2段階も存在し、選択できるようになっています。
またスートの種類も「1組」「2組」「4組」が選べます。「1組」は全部同じスートで8つの山札を作る必要があり、「2組」は赤と黒4つずつの山札。「4組」はスペード、クラブ、ダイヤ、ハート全てのスートを2つずつ山札を作ります。
「グランドマスター」で「4組」とかなると、これもう恐らく解けるパターンが一つしか無いんじゃないか? って思うくらい一歩間違えただけでアウトの難しさになります。しかも、かなり最初の方の分岐点まで戻らされる。
こちらもKlondikeと同様に、イベントではどんなに難しくても「エキスパート」という難易度にまとめられますし、どちらかというと、イベントでは山札をクリアするのとは異なる課題を出される、この異なる種類の課題の方がより厄介な存在となっています。(おいおい別記事でまとめようと思います。が、本当にもう、ぶつぶつ……)
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