FreeCell フリーセル
フリーセルは5種類あるMicrosoft Solitaire Collectionのゲームの中で唯一、最初から全てのカードの配置が見えているゲームです。
最初から配置が見えているため、頭の良い人だとカードを動かす前に解法が分かってしまいます。
筆者は残念ながら52枚ものカードを想像内だけでゴニョゴニョできる能力は無いので、ある程度方針を決める程度に留まってしまっています。(でも、この能力も育てていかないと、今以上になるためには、うう。)
ですが、このような特殊性から、速い人は極端に速く(Microsoft Solitaire Collectionのタイム計測は最初にカードを動かしたところから始まりますので、カードを動かす前ならばいくら眺めていてもタイムに影響は出ません。)、イベントでは極端に差が出る傾向にあります。
練習するなら例によって「エキスパート」がおすすめ。「ランダムな山札」はタイム短縮練習には向いていません。イベントやデイリーチャレンジ、スタークラブではクリア可能な問題しか出されないからです。
KlondikeやSpiderと違って、FreeCellでは通常ゲームの最高難易度が「エキスパート」止まりとなっており、その上の「名人」(マスター)や「師範」(グランドマスター)は存在しません。
筆者の最短記録は24秒。これ、「エキスパート」で出した記録です。まぁ、例によってシステムロジックでつくられた難易度ですので、稀に超簡単な「エキスパート」も発生する、ということで。
FreeCellのいやらしさは割と一貫しているので、Spiderみたいに出題によって気を付けるべきポイントがコロコロ変わるなんていうことにはならないのですが、一貫して「カードを移動するには空きが足らない」という状況に苦しめられますので、それを如何に回避していくかが重要になります。
慣れないうちはもちろん「初級」とかでも良いのですが、「初級」の楽さに慣れてしまうと、「エキスパート」の意地悪さに付いて行けなくなります。
できるところからやっていく、なんていうスタイルに慣れてしまったら「エキスパート」では絶対に詰みます。
逆に「初級」は出来るところから自由に、……、って言おうかと思いましたが、「初級」にも「初級」に見せかけた引っ掛け難問とかあったりするので100%ではないのですが、低い数字を掘り出していく感覚で進めていくと結構速く解けたりします。
「初級」ではカード移動の空きが足らなくなるケースがあまり発生しませんし、低い数字は勝手に山札に積まれていって場からは取り除かれるので、それで空きが増える、という好循環も発生させやすいのです。
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