ディールを有効活用する
Microsoft Solitaire Collection Event の各設問にはそれぞれ許されるディールの数が設定されています。
これは、複数のボードをプレイしないと課題をクリアできない、という場合に、ボードクリアの失敗が何回まで許されるか、という指標になっています。
1ディールの場合は失敗が許されません。課題をクリアするまでにプレイする必要のあるボード全てをクリアしなければならないことを意味します。
2ディール以上ある場合はそれだけ、ボードをクリア出来ていなくても残りディールを減らして次のボードへプレイを移行することが出来る、というわけです。
つまり、失敗したときの救済措置。が、一般的な意味合いなのですが、それとは少々異なるケースも当然あります。
1つは、そもそも失敗確定のボードが紛れ込んでいるため、最初からディールが必要だったというだけというパターン。
これは「超上級」に割とよく出るパターンで、実は失敗救済なんて無いんですよ、という引っ掛けです。
そして、今回話題にしたいのはもう一つのパターン。
ちゃんとやればクリアできるけど、わざとクリアしないでディール減らして次のボードに行っちゃった方が良いよ、ってパターンがたまにあります。
これは勿論、「初級」など難易度が低い問題の方がディールに余裕があるのでこういうパターンが増えるのですが、「超上級」でもこのパターンを適用した方が良い場合があります。
複数のボードをクリアするという概念はPyramidとTriPeaksだけになりますので、この2種類のゲームに限定されてしまいますが、例えばピラミッドで「2ディール以内に7を6枚」取る設問があったとします。
このとき、最初のディールでまだ幾つかの場札が残っているけど、「7」を4枚取り切れたとしましょう。
真面目にボードをクリアするのが正規のやり方でしょうが、残りは2枚。このボードはクリアせずに進んでも次のディールで問題なくクリアできそうです。
こういうときはボードをクリアするよりも、残りの手札を3巡させて失敗させた方が速いのであれば、そうしてしまうのも「一つの手」なんです。
別の言い方をすると、仮に真面目にクリアしようとしていて失敗してしまったとしても気にしなくて良い、ってことです。
もちろん、ディールが減ってしまうと、特に難易度の高い設問では解けないボードが出てきて詰む、という心配も出てきてしまうのですが、実はどうやっても解けそうで解けないからこのボードは捨てて次に行ってしまうのが正解、という意地悪設問もそれなりの頻度で出てくるのです。
賭けっぽくなってしまいますが、「超上級」だからちゃんとクリアしとかないと、って決め打ちしていると延々と解けそうで解けなくて大きなタイムロスを生んでしまう、なんてことにもなります。
ときにはディールを捨てる勇気も必要。
それが必要だから、必要な数のディールを用意してくれている、という場合もあるのですから、それを有効活用してタイム短縮を目指しましょう。
もちろん、「初級」など難易度の低い問題ではほとんどの場合、失敗しても良いように余裕のディール設定をしてくれてますので、タイム短縮のためにわざと失敗をするという技は持っていた方が良いと思います。
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